人を動かす文章の書き方3原則【メンタリズムから学ぶ】

ライティング

こんにちは、ゆたかです。

今回はメンタリストDaiGoさんの、人を操る禁断の文章術を読んで、

ポイントである部分をまとめていきます。

 

この本は、人に行動させる為の文章テクニックが書いており、

文章で人を動かす広告業や、アフィリエイターなどにもうってつけの本ですので、

一読をオススメします。

人を動かす文章の書き方3原則

人を動かす文章の三原則があるようです。

  • あれこれ書かない
  • きれいに書かない
  • 自分で書かない

それぞれについて深堀りしていきます。

 

あれこれ書かない

まず、あれもこれもと文章を盛り込まないことです。

人を行動させるのに、長々とした文章は要りません。

 

例えば、「この商品を買ったら、○○ができるようになります。更に、○○の必要がなくなり、効率的になります。また…」と羅列するパターン。

これだと、受け取った側が文章の通りに想像してしまい、

その文章とマッチした人のみにしか刺さらないものになってしまいます。

では、どう書くのか。

 

「この商品を買って、豊かになる自分を想像してみてください」の一言。

これだと、読者はそれぞれ、その商品を買った自分の未来を想像し始めます。

読者の中での最高のイメージをさせ、購買意欲を高めます。

人は、受け取った情報が足りない時は、自分の中の良いイメージで補完する習性があります。

 

こういった経験はありませんか?

街中でかなり美女・あるいはイケメンを見つけた。

その人はマスクをしてるけど、目だけを見て美女かイケメンかと判断している。

マスクを外してみると全然そうでもなかった、みたいなことです。

これは、目という少ない情報しかないので、鼻や口元は自分の理想像を脳が勝手に補完しているわけです。

※写真に使った茜さやさんはマスク取っても美人です。

 

とはいえ、商品の細かい特徴やメリットなどを並べられた方が良いという意見もあるかと思います。

それは確かにその通りで、そういう詳細スペックを羅列する必要が出てくる場合もあるとは思います。

 

しかし、あれもこれもと書きすぎてしまっているうちに、読者目線から離れてゆき、

読者が求めていない情報まで書いてしまっているという可能性もあります。

そうなるくらいなら、あえて情報を少なくし、読者の想像力を利用することが大切です。

きれいに書かない

文章を書いていると、「きれいで丁寧な文章を書かなくちゃ…」と思いがちです。

しかし、人を動かすというところに着目した場合には、全くきれいでなくて構わないということです。

あくまで、感情を揺さぶるような文章にする必要があります。

 

「成功したフリーランスの生活を教えます」

「気になりませんか?月収100万越えのフリーランスの生活習慣」

この2つのタイトルでどちらをクリックしたいかと言ったら多分後者だと思います。

 

人は論理ではなく、感情で動くという習性があるようです。

「いや、俺は論理的に動いているんだ」という人もいるかもしれません。

ただ、実は最初は感情で動いていて、その正当化のために論理を後付けしている説です。

 

「気になりませんか?月収100万越えのフリーランスの生活習慣」

というタイトルを見て、「気になる!」という感情でリンクをクリックし、

後から、「高収入の人の思考法を学ぶために読むんだ」と論理付けしてしまいます。

 

こうなると、その記事の書き出しがイマイチでも、

せっかくクリックしたのだから最後まで読んでみようかなと思ってしまいます。

 

繰り返しになりますが、人を動かすのは論理ではなく感情です。

きれいな文章を書こうとせず、感情を揺さぶるようなキーワードを入れてみましょう。

自分で書かない

これとても大切なことです。

自分で書かないというのは、自分が書きたいものを書くわけではないということです。

 

常に読者目線に立ち、読者のバックボーンや悩み想像して書く必要があるわけです。

書くべきことは相手の頭の中にあり、自分の中にあるわけではありません。

 

人の悩みを分析するうえで重要な法則として「HARMの法則」があります。

H・・・Health(健康)

A・・・Ambition(大望(将来の夢))

R・・・Relation(人間関係)

M・・・Money(お金)

人の悩みはほとんどこれらに集約されています。

ここから年代別に細分化していけば自ずと悩みを当てられるというものです。

 

たとえば、Money(お金)の悩みを題材とする場合、

10~20代・・・自分のために使えるお金が欲しい(主に余暇)

30代・・・・・キャリアアップや自己投資に使いたい

40代・・・・・住宅ローンや子供の教育資金

50代・・・・・自分の老後のためのお金

こういった感じです。

 

50代向けに書いた記事で、「遊ぶためのお金にバイトはいかがですか?」なんて書きませんよね。

「老後のための資金作りに投資はいかがでしょか」という方がしっくりくるわけです。

 

繰り返しますが、書くべきことは常に相手(読者)の頭の中にあります。

こういう狙う読者のバックボーンを考えながら、適切なキーワードを入れることが大切です。

あとがき

いかがだったでしょうか。

この3つを意識するだけでも、かなり人を動かせるような文章を書けるようになるのではないでしょうか。

 

僕も、文章を書く経験は浅く、まだまだ勉強中の身ですが、

こういったことを一つ一つ意識しながら改善していけたらなと思っています。

 

人を操る禁断の文章術には、これらの原則の他にも様々なテクニックや考え方が盛り込まれています。

かなり為になると思うので、文章で人を動かしたいと思う方はぜひ購入してみてください。

 

最後に、「想像してみてください、文章を巧みに操れるようになる自分の姿を」(笑)


人を操る禁断の文章術

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