【どもり】吃音症は治るか?僕が治した2つの方法を解説

経験談

こんにちは、ゆたかです。

僕は、小さい頃吃音症でしたが、今では治ったのでその方法を解説していきます。

吃音症とは?

まず、吃音症とは何なのか?知らない方に向けて説明していきます。

知っている方は読み飛ばしてください。

吃音症とは「なめらかに言葉が出ない症状」を指します。成人の約1%が吃音症と言われています。

吃音には3種類ありますが、それぞれを以下で解説していきます。

難発

話始めの1文字目が出てこない状態です。

「(……)っこんにちは」「(……)っありがとうございます」といった具合です。

周囲にもちらほら見かけましたが、

難発型の人は顔をしかめたり体に力が入る「随伴運動」が伴うことが多いです。

連発

話始めの文字を連発してしまいます。

「よ、よ、よろしくお願いします」「わか、わか、わかりました」といった具合です。

伸発

1文字目を伸ばしてしまいます。

「よーろしくお願いします」「わーかりました」といった具合です。

これはなぜ起きるかというと、連発を緩和できるからです。

連発よりも不自然には聞こえないことから、言い出しを伸ばしてしまうパターンです。

緊張しているわけではない

ここまでで吃音症のことがなんとなくわかってきたと思います。

吃音症を知らなかった方も、今まで会った中でこんな人いたかもなと気づいたかもしれません。

一つお伝えしたいのは、吃音症の人はただ緊張しているわけではないということです。

確かに、大勢の前など、緊張する場で症状が出やすくなるのは間違いではありません。

しかし、単純な緊張のみで焦っているわけではないのです。

原因はいまだ不明であり、「脳機能障害」との見解も出ています(Wikipedia参照)

ですので、吃音の人を見かけて笑ったりするのはNGです。

吃音症の苦しみ

人から笑われる

これが一番つらいことだと思います。

理解がされない故に、ただ緊張して焦っていると思われて笑われます。

本人は深く傷ついています。笑うことは本当にNGです。

本来すぐ終わる話にも時間がかかる

これも大変です。

3往復で10秒ぐらいあれば終わるような会話でも、重度の吃音だと1分近くかかる人もいます。

自分でも「なんでこんなに言葉が出ないんだろう」と嫌になるばかりか、

「相手もイライラしてるだろうな…」と落ち込んでしまうこともあります。

 

吃音症の人を相手に話をするときは、

優しく見守り、急かすことのないように気を付けましょう

 

「早く話して」オーラを出すだけでも相手は焦り、なおさらどもってしまいます。

吃音症を治すには、こういった周りの接し方も非常に重要になってきますので、

吃音症の友人を持った場合などは、こうして支援してあげましょう。

治す方法

リズムを刻む

僕が初めに試した方法はこれです。

一定のリズムを頭の中で刻みます。メトロノームをイメージしましょう。

音が鳴るタイミングで話し始めると1文字目が出やすくなります。

 

メカニズムは分かりませんが、リズムに乗ることで吃音は緩和されます

実際に、吃音症の人でも歌はちゃんとどもらずに歌えるんです。

吃音症ラッパーは巷で有名ではないでしょうか?

 

これが一番効果的な方法であると思っています。

試してなかった人は、リズムを刻むことを試してみましょう。

ゆっくり話す

え、それだけ?

と思うかもしれませんが、僕には効果がありました。

 

早く話さなきゃと思えば思うほどに、つっかえてしまいました。

なら早く話そうと考えなければ良いのです。

ちょっと前に話題になった(何年前だ)渡部陽一さながらゆっくり話してみればいいのです(笑)

それはそれでキャラが濃くなるかもしれないですがそこはご愛嬌。

先に吃音がある旨を伝える

これは初対面の人相手にはすべきかと思います。

最初に一言伝えておくことによって、気持ちはだいぶ楽になりますし、

理解を得られれば、優しく見守ってくれるかもしれません。

 

それでもバカにされたりするようなら、そういう人とは関わらないほうが良いかなと。

元も子もないですが、人付き合いを変えることも地味に重要。

まとめ

リズムを刻みながらゆっくり話す!
とてもシンプルですが、重要なことです。
是非試してみてください。
それでは、また別の記事で!

コメント

タイトルとURLをコピーしました