「量より質」は嘘!?【結局、量の方が大事です】

啓発

こんにちは、ゆたかです。

今日は、「量より質」という言葉は嘘ですといったテーマでお話していきます。

 

量より質は嘘

「量より質」という言葉はよく使われると思います。

 

意味は、その言葉の通り、量の多さよりも質の高さを重視する考え方です。

質の悪い服を何着も持っているより、質が高くお気に入りの服を1着持っていると良いとか、

凡庸な集団よりも、優秀な1人の方が成果を上げるとか、そういった感じですね。

 

ただ、この言葉は半分正しいですが、半分嘘だと言えます。

その理由を説明していきます。

質は量によって生まれる

まず、「質」というものは「量」によって生まれます。

 

良質な商品、効率的な作業など、これらはどうやって生まれたかといえば、

圧倒的な量の試行錯誤の上に生まれたものに他ならないからです。

 

今、普通に皆が使っているスマートフォンなどもそうです。

もともとは肩にぶら下げる必要のあった巨大な携帯電話から、

数字の羅列を受信だけできるポケベル、文字をメールで送受信可能なガラケー、

そして、ありとあらゆるインターネット機能が搭載されたスマホ。

 

こうなるまでにかなりの長い年月を経て、より便利なものへと試行錯誤を重ねてきました。

 

このように、質の高いものというのは、圧倒的な量から生まれているのです。

量をこなさなくて良いという勘違い

「量より質」

この言葉だけを見ると質の方が大事なんだから量を増やしても仕方ない。

こういった勘違いが起きてしまいます。

 

例えばブログ執筆にしてもそうです。

「アクセスの多い記事を作りたい!」という思いがあり、頑張っていくとします。

アクセスの多い記事は、「質の高い記事」です。

ここで、質の高い記事を作るべく、「もっと良いものを…」と完璧を追い求めると、

記事が投稿できなくなるという現象が起こります。

これでは、本末転倒になってしまいます。

 

質の高い記事かどうかを判断するには、

結局その記事にどのくらいの人が集まったのかを知る必要があります。

それを知るためには、まず記事を投稿しなければ始まりません。

 

完璧でなくてもいいから、まずは記事を投稿してみる。

アクセスが少なければ、何が悪かったのかを分析し、一つずつ改善する。

アクセスが多ければ、それもまた分析し、今後もそれを続けていく。

 

こういった積み重ねによって、徐々に質の高い記事を生み出せるようになっていくわけです。

最終的には量より質です

「量より質は嘘」と言っておきながら最終的な結論は「量より質」になってしまいました(笑)

 

「量の方が大事なんでしょ」という部分だけを読み取って、

価値のないものを量産してしまわないかを注意する必要があるからです。

 

あくまで、質の高いものを作るという思考錯誤をする段階で、「質より量」が大切ということです。

 

ブログでアクセスが伸び始めるのは100記事を超えたあたりからとよく言われます。

しかし、その100記事という数字だけを目標にして、

価値のない無駄記事を100記事書くことにはあまり意味がありません。

無価値な情報が多いサイトとして、SEO的にも悪い結果となってしまうことになります。

 

100記事書くのであれば、「タイトルが良かったのか?」「文字数のボリュームはどうだったか?」

「読みやすい構成になっていたか?」などなど、毎度分析をしながら今後につなげていくことが重要です。

まとめ

まずは、量をこなす
量をこなす中で日々分析、改善をしていく
最後に質を高めていく
このように、最初は完璧主義にならずに、質が低くてもいいからトライしていく。
このことを肝に銘じながら、僕も日々挑戦していきたいと思います。
それでは、また別の記事で!

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