初学者から約1年で簿記論・財務諸表論を同時合格する勉強法

経験談

こんにちは、ゆたかです。

今回は僕の実体験をもとに税理士試験の簿記論・財務諸表論に合格した話をしていきます。

 

僕はもともと“簿記”の”ぼ”の字も知りませんでした

そんな僕が2017年4月から初めて簿記を学び6月に日商2級合格11月に日商1級合格

そして2018年の8月の税理士試験で簿記論と財務諸表論の2科目同時合格を果たしました。

勉強法

税理士試験は難関国家資格であり、独学でこなすのは非常に難易度が高いと思っています。

本気で合格を目指すのであれば、社会人なら専門学校の映像通学や、

Web講座を受講することをオススメします。

僕の場合はあの赤煉瓦の建物の某専門学校に通って勉強していました。

専門学校で特化して学び続けたらそりゃ受かるでしょ!

こう思われるかもしれませんが、僕の周りでともに学習していた仲間は

見事に全員撃沈していたので本質はそこではないのかなと思っています。

計算編

過去問題をとにかく回すことが必要です。

いろんな文章の出され方、資料の出され方に対応する必要があります。

試験開始からいきなり問題をガリガリ解き始めるのはNG!

5~10分間、全体の問題を通しで軽く読むことが必要です。

そこで、最初に解くべき問題に優先順位をつけていく感じです。

理論編

ひたすら暗記ですが、重要度の高い項目から覚えましょう。

直前に一気に詰め込もうと考えるのはNG!

余裕をもって前々から理論の暗記を開始することが非常に重要です。

合格できる思考法

分からないことをすぐ解消する

これは税理士試験に限ったことではなく、勉強全般に言われることだと思います。

僕は分からないことに直面したらその日に解決するようにしていました。

 

分からないことをそのままにして引き延ばすと、もちろんいつまでも解決しないばかりか、

分からないことがあったなということすら忘れたまま試験当日を迎える可能性もあるからです。

そうなったら、試験当日に「あ、ここまだ分かってなかった(汗)」となり合格できません。

 

そこまで行くと極端かもしれませんが、明日でいいやという考え方もまずいです。

何故なら、分からないことが解決して初めて見つかる分からないことがあるからです。

学習を進めれば進めるほど分からないことが増えるのでそれをいち早く知ることが重要です。

完璧主義にならない

なにがなんでも100点を目指すぞ!と思う人がいるかもしれません。

僕も日商2級の学習までは100点を目指していました(実際に100点合格しました)。

しかし日商1級の学習ではバカバカしくてやめました。

 

税理士試験を受けたことがある方は知っているかと思いますが、

まずボリュームが尋常ではありません。

試験問題を作った本人でさえ試験時間内に解ききれない問題を用意しています(笑)

明らかに解けなさそうな問題はバッサリ捨てましょう!

 

バッサリ捨てても全く問題ない理由を次の項目で説明します。

傾斜配点の罠

税理士試験では、採点で傾斜配点されていると言われています。日商簿記1級もしかりです。

傾斜配点とは?
採点の際に、問題ごとに配点を調整することによって合格率を調整することです。
税理士試験の合格点は60点以上、日商簿記1級の合格点は70点以上と明記されています。
これだけ聞くと絶対評価の試験で、その点数を越えた全員が合格となると思いますよね?
ここに傾斜配点の罠があります。
日商簿記3級,2級に関しては合格率がまばらに推移しているのに対し、
日商簿記1級と税理士試験は合格率が毎年安定的に推移しています。
つまり何らかの調整が行われているということです。
では、どのように配点調整しているか?

 

ズバリ、皆が解ける問題に大きな配点、誰も解けない問題には配点しない。 

これです。

それもそのはず、誰も解けない問題に配点をしても、点数に差をつけることができないから。

つまり先ほど言った、皆が明らかに解けなさそうな問題は捨ててもOKということです。

逆に、皆が解ける問題を1問でも落としてしまうと、不合格の可能性が一気に高まります。

 

普通の絶対評価の試験では、周りとの差をつけるためには、

皆が解けない問題まで完璧にカバーすることが大切だと思います。

しかし、税理士試験ないし日商簿記1級に関しては全くの逆効果なので注意です。

限られた時間の中で配点の来ない問題に時間を注ぐほど無駄なことはないですよね?

その時間があれば、皆が解ける問題でケアレスミスをしていないか、

そのチェックに時間を割いた方が合格率はグンと上がります

まとめ

税理士試験は独学では難しいので専門学校を利用しよう
分からない問題はその日に解決する
完璧主義にならず、誰も解けない問題はすぐ捨てる

 

こんな感じです。

本気で合格を目指している方は是非参考にしてください。

 

それでは、また別の記事で!

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